あいみょんは大家族の愛に包まれて育った！大人気シンガーソングライターの誕生

あいみょんが大家族で育ったことは有名で、ご存知の方も多いでしょう。なかには曲は知っているけれど、あいみょんについてはあまり詳しく知らないという人もいるかもしれません。

あいみょんが大家族の中でどのようにして音楽の才能を育み、シンガーソングライターとしてヒット曲を生み出すようになったのか、紐解いてみましょう。

あいみょんは大家族

あいみょんは、1995年3月6日生まれの25歳、兵庫県西宮市の出身です。大家族の環境で育ちました。6人姉弟の2番目で、1歳上の姉・1歳下の妹がいて、上の3人は年子の女の子。

下の三人は弟で男の子です。長女・次女（あいみょん）・三女・長男・次男・三男となります。女の子3人は年齢が近いので、お友達感覚で大の仲良し。

可愛い弟たちの面倒をみていたのでしょう。いつもにぎやかな感じが想像できますね。さらに現在は姉と妹が結婚していて、既に甥と姪が7人もいるそうです。

また母の兄妹も5人いて、祖母の孫たちはあいみょんの姉弟も含めて18人にもなるのだとか。子だくさんの家系のようで、家族や親戚一同が勢ぞろいすることはなかなか大変そうですね。あいみょんは大家族で親戚もたくさんいて、多くの愛に包まれて育ったのでしょう。

音楽を始めたきっかけは？

あいみょんは幼少の頃から、音楽にふれあう環境で育ちます。昔バンドをしていて、音響関係の仕事をしている父の影響で、楽器やCDなどがたくさんあり、音楽に自然と親しみました。

父が好きな浜田省吾やスピッツ・吉田拓郎など男性アーティストの曲を好んでよく聴いていました。祖母が歌手になりたいと思っていた時期があって、18人の孫たちの一人でも歌手になってくれたらうれしいとよく言っていて、小さい頃から興味を持つきっかけになりました。

歌は姉が一番上手く、あいみょんと妹は上手くなりたいと、お風呂でよく歌の練習をしたそうです。祖母の夢も叶えてあげたいという思いも持ち続けていたのですね。

中学生の時に父のエレキギターをやってみますが、1か月程で辞めてしまいます。その後アメリカ人の英語の先生ととても仲良くなり帰国の際に、アコースティックギターを譲り受けます。

アコースティックギターを譲り受けていなかったら、アーティストのあいみょんは誕生していないかもしれません。中学2年生から作詞を始めていましたが、次第に作曲も手掛けるようになりました。中学の時には陸上部に所属し、運動にも一生懸命に取り組んでいます。

デビューのきっかけ

18歳の時に友人に依頼され歌ったことが、音楽関係者の目に留まるきっかけとなりました。オリジナル曲とカバー曲を合わせて3曲歌い、映像をYouTubeの音楽番組として友人がアップ。音楽事務所の関係者の目に留まって、Twitterで連絡がきたそうです。

半信半疑で警戒しながら大阪の梅田で会い、頂点を目指せると評価され説明を受けました。正式に所属するまでに50曲作ってみるように言われ、曲作りの実力や感性、やる気などを見極めようとする事務所の本気度が伝わり、信頼感を持つようになります。

約半年で50曲を作り上げ、デビューするまでには130曲にも増えていました。デビューのきっかけが「ライブハウスや路上ライブで火がついた」「オーディションを勝ち抜いた」などではないところが、今時という感じがしますね。

実は高校生の時に同級生の友達が一緒に受けようと、勝手にオーディションに応募し、挑戦した経験もありました。合格には至らなかったのは、求められた路線が少し違っていたのかもしれません。

公式サイト：https://www.aimyong.net/feature/biography

インディーズからメジャーへ

2015年3月、20歳になる2日前にインディーズでデビューしました。2枚のミニアルバムをインディーズで出した後、2016年11月に「生きていたんだよな」でメジャーデビューを果たします。

ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」（テレビ東京）の主題歌に起用され、その後も話題曲を連発し、若者を中心に人気を得ました。

5作目シングルの「マリーゴールド」が大ヒット。2018年のNHK紅白歌合戦に出場し、国民的アーティストとして、シンガーソングライターあいみょんは浸透したと言えるでしょう。

2019年には武道館で、ギターだけの弾き語り単独ライブを成功させました。10作目シングルの「裸の心」が2020年6月リリースされ、話題のドラマ「私の家政夫ナギサさん」（TBS）の主題歌としても注目を集めています。

「あいみょん」の由来は？

「あいみょん」はとても可愛らしいネーミングですが、中学生の時のニックネームからきているそうです。最初のインディーズミニアルバム「tamago」に収録曲されている「○○ちゃん」の元になった友人が、「あいみょん」の名付け親です。「あいみ」から「あいみょん」になったようですね。

一番下の弟もギターを始め、あいみょんの曲が弾けるように練習を協力してあげたりしているそうです。あいみょんの愛情と刺激を貰って、数年後に新たな才能が開花しているかもしれません。

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