家電は買い替えると節約になる?古い家電を手放すタイミング

家電は買い替えると節約になる?古い家電を手放すタイミング

家電は買い替えが節約のコツともいわれていますが、長年使用している古い家電は、いつまでも手放せないほど愛着が湧いていませんか。

家計を見直す際に考えるポイントに、まず「光熱費」が挙げられます。とくに電気代は最新家電を使えばかなりエコで節電効果も期待でき、電気代節約に一役買ってくれる場合があります。では今回は家電の買い替えで節約になるのか、見極めるポイントやコツについてご解説していきましょう。


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古い家電の使用は考えもの

故障した家電製品の買い替えは余儀なくされますが、電気代の節約のためだけに買い替えをするのは、本当にお得なのでしょうか。近年あらゆる技術が進歩して、素晴らしい家電が市場に並んでいます。

エコを意識したタイプが多く、新しく購入する際には「省エネ」性能は、もはや注目せざるを得ない部分です。まだまだ動くから手放せない家電。

実は古いタイプだと買い替え費用を入れても、光熱費はさらにお得になる可能性があります。年代の目安は、10~15年以上経過したもの。

たとえばエアコンなら、15年前の機種と最新のものを比較すると、電気代はひと月に3,000円以上も差が出る場合があります。つまり年間にすると23,000円。2~3年使えば元はとれるという計算になります。

ここ数年以内に購入した家電なら、さほど省エネ機能に差はないかもしれません。しかし古い家電ならすぐ故障する可能性もありますので、セール時期を狙って新しく買い替えすると、かなりメリットが期待できるでしょう。シーズンオフやアウトレットで探せば、さらにお得な買い物が可能です。

 

家電には寿命がある!

家電を買い替えて節約効果を高めるためには、まだ使える状態のものを手放すのは少し気苦しいですよね。そこで知っておきたいのが、家電の寿命です。

「昔の電気製品と比べると、最近の家電はすぐ壊れる」と感じている人もいるかもしれませんが、家電を使用する頻度が今の時代は高くなり、ライフスタイルの変化により買い替えサイクルが早くなっている背景もあります。

そこで早速家電のメインとなるアイテムの寿命を見ていきましょう。テレビは液晶、プラズマとも6~7年、冷蔵庫は8~10年、洗濯機7~8年、エアコン7~10年、電子レンジ9~10年です。

あくまでも目安で、使用頻度やお手入れの頻度によって寿命は変わりますが、長くても家電の寿命は10年が手放すタイミング。

家電を買い替える理由として最も多いのは故障や寿命、さらにライフスタイルの変化や新機種が発売された時などがあります。

 

迷った時は「しんきゅうさん」

家電は買い替えると節約になる?古い家電を手放すタイミング「家電を買い替えて、光熱費を節約したい」「でも壊れるまで使ったほうがいいかも」そんな迷いを抱きながら、古い家電で電気代を払いすぎる生活からは、できるだけ早く解放されたいですね。

でも本当に節約になるのかどうか、迷った時にオススメなのは環境省が提供している「しんきゅうさん」というシミュレーションです。

省エネ製品を買い替える際に、どれくらい電気代削減になるか簡単に比較できるサービス。環境省ウェブサイトで購入検討中の家電の製造年やメーカー、型番を入力すると、年間電気代や年間CO2などの増減がデータでわかります。

節約できる金額と購入費用を合わせて、現状を維持した場合と比較してみましょう。僅差なら新型家電を使ったほうが機能性が高く、お手入れも便利。家電を買い替えることも検討してみましょう。

 

電力消費量の高い家電から考える

家電は色々なタイプがあり、節約を意識するなら消費電力が多いものから考えるのもコツです。家電を買い替えたけれど節約にならない、全く違いがわからないというのも残念ですよね。

家電の消費電力は意外と知っているようで、節電順番が間違っている人もいます。一番消費電力が多いのは、電気代の約25%を占めるエアコン。

続いて冷蔵庫や照明器具の約16%。テレビは9%程度と意外と少ない印象を受けます。この順番を見てもわかるように、意外なのは照明器具。

こまめに電気を消す習慣は節約意識を高めるだけでなく、実際に節電効果にも貢献していることになります。

 

ランニングコストを考えよう

家電は買い替えると節約になる?古い家電を手放すタイミング家電を買い替えて節約するなら、商品代金や機能性だけでなくランニングコストも忘れないようにしたいポイントです。使用頻度が高い家電は、壊れる前に寿命を意識してタイミングを考えましょう。

消費電力が少ない家電は、目安の寿命10年前後が買い替えのタイミング。メーカーによっては寿命を考えて、部品の製造を5年~7年で中止する商品もあります。

修理して長持ちさせるよりも、モデルチェンジする秋、セールになるボーナス時期などを狙ってお得に買い替えをするのもオススメです。

 

まとめ

家電の買い替えで節約できるのは、年間数百円から数万円とかなり幅があります。新機種が登場したら省エネ性能をまずチェックして、節約効果をシミュレーションする習慣を始めてみませんか。

大切に使っても家電は、使用回数などの寿命があります。家にある家電を全て書き出し、それぞれの製造年をリストにしておくと管理しやすくなります。

 

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>>>水道代の節約技・本当はもっと節水できるのにやっていないところ


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