もみじの育て方・室内でもできる初心者向けのテクニック

もみじの育て方・室内でもできる初心者向けのテクニック

もみじの育て方は、室内でもできるということをご存知でしたか。紅葉シーズンになると紅葉狩りなど、あちこちで秋のカラーが楽しめます。

もみじは大きな木をイメージするため、ガーデニングには適さないと思っている人もいるでしょう。しかし基礎的なケア方法をマスターすれば、初心者でももみじを育てることができます。

そこで今回は、もみじの育て方を室内で行うテクニックについてご解説していきますね。


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鉢植えのもみじを楽しもう

もみじは公園や観光スポットに行かなくても、室内で鉢植えとして楽しむことができます。一輪挿しのように、もみじの枝を花瓶に挿して飾ったり、盆栽として観賞したりするのも可能でしょう。

またもみじは、鉢土を落としてハイゴケで整えて飾ることもできるため、とても風情があるインテリアとしても人気。「もみじ」と「かえで」は似たような意味があり、二つの違いについては少し気になりますよね。

どちらも実はかえで科の植物で、分類は同じ。ただ見た目の違いで呼び名を変え、歯の切れ込みが多いカエデを○○もみじと呼んだり、切り込みが浅いものを○○カエデと呼んだりすることがあります。

もみじは秋に草木が赤や黄色に変色する「もみず」という動詞から誕生した言葉。もみずから名詞化してもみじになり、変色する品種のカエデをもみじと呼ぶようになりました。

 

基本的なモミジの育て方

秋の代名詞でもあるもみじ。まずは基本的な育て方からご説明します。庭にもみじが欲しいなと思った時は、初心者でも始めやすい苗木からスタートするとよいでしょう。

苗を植える時期は10~11月、もしくは2~3月が適しています。もみじの苗は、根っこと土がついた状態の根鉢になって販売されていることがほとんど。

植える際は根鉢の1/3ほどを崩して、腐っている部分や傷んでいる部分を取り除いておきます。もみじは自然の山林で生育する植物なので、直射日光がずっと当たるところよりも、多少日影があるところでも栽培は可能。水やりもあまり神経質にならず、土表面が乾燥したらあげましょう。

もみじは紅葉した後に落葉し、春に新芽を出しますので、肥料は春先に栄養補給すると育ちがよくなります。またもみじは基本的に自然な木の形を観賞するため、頻繁に剪定することもありません。お隣に枝がかかるようであれば、落葉する時期に剪定してください。

 

室内栽培に適した場所について

もみじの育て方・室内でもできる初心者向けのテクニックもみじは小さな鉢に入っているミニ盆栽が、近年とてもブームになっています。数枚の葉っぱでも秋になると紅葉して、室内で季節を実感できるでしょう。

もみじの育て方は室内で失敗しないためには、置き場所に注意が必要です。ベストな位置は窓際で、できるだけ日当たりのよいところ。

自然に生育するもみじは、さほど太陽光がなくても丈夫に育ちますが、盆栽の場合は太陽光が不可欠です。お天気がよい日は外に出して、たっぷりと日光浴させること。

また湿度管理も元気に育てるコツになりますので、もみじの育て方で室内で管理する場合は、エアコンやヒーターの風が直接当たる場所は避けてください。

適度に風通しがよい場所が適しているので、床に置くよりは棚の上など、通気性がよい位置を意識してみましょう。もみじの生態をリサーチして、できるだけ自生する環境に近づけることがコツですね。

 

水やりと植え替えについて

もみじの育て方は、室内の場合は水のあげすぎにも注意が必要です。植物は全般的に水やりのタイミングが大切で、室内で栽培するもみじも毎日土の状態を観察し、適切なタイミングを掴んでください。

季節ごとに水やり方法が異なりますので、主な特徴について理解しておきましょう。春は土が乾燥しているか確認して、鉢底から水が流れてくるまでたっぷりとあげること。

そして夏は、土が乾燥しやすいので1日2回~3回、朝と夕方に水やりしてください。水切れを起こさないことが、夏を元気に過ごすコツです。

秋も同様に、鉢底から流れてくるまでたっぷり水やりが必要ですが、あげすぎないよう1日1回、多くても2回を限度に水やりします。冬は昼間の暖かい時間を選び、1日置きに水やりするだけで充分です。

 

初心者にオススメの種類

もみじの育て方・室内でもできる初心者向けのテクニック初心者にも失敗が少ないもみじの品種は「しぎたつさわ」。春から夏にかけて葉脈が浮き出てきますので、普通のもみじとは違った個性が楽しめます。

暑さや寒さにも強く、虫がつきにくいのもオススメの理由。日陰でも比較的育てやすいので、初めて室内でもみじを育てる際にもよいでしょう。

また人気が高い「イロハモミジ」。秋になると真っ赤に色づくため、室内でも紅葉観賞ができます。夏は緑色の爽やかな魅力があり、季節ごとの違った表情が楽しめます。

 

まとめ

もみじの育て方は、室内の場合は市販の盆栽がオススメです。もみじの種もありますが、立派な木に育つまでは年数がかかりますので、早く観賞したい場合はある程度年数が経っている盆栽にするとよいですね。

日本の秋を満喫する際に欠かせないもみじ。室内で栽培すると、きっと秋の訪れが待ちきれなくなるでしょう。早速ガーデニングショップで、室内用のもみじを探してみませんか。

 

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>>>多肉植物の増やし方について・どんどん増える秘密のテクニック!


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