水道代の節約技・本当はもっと節水できるのにやっていないところ

水道代の節約技!本当はもっと節水できるのにやっていないところ

水道代の節約は、生活費を削るためにも意識したいところです。自分では頑張って節水しているつもりでも、うっかり無駄になっているところは家中あちこちにあるでしょう。

水道代の節約方法は色々と紹介されていますので、今からできることを習慣にしていくとよいですね。そしてさらに節約効果を高めるためには、見落としている節水箇所を見つけること。

そこで今回は水道代の節約技と、意外と忘れがちなポイントについて徹底的にご解説していきましょう。


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水道代の節約技・本当はもっと節水できるのにやっていないところ

光熱費は毎月請求された額を支払うだけで、明細を細かくチェックすることは少ないかもしれません。水道代の節約をもっと身近に感じるためにも、水道料金について知っておきたい大切なポイントをご説明しましょう。

 

きちんと確認することが少ない

水道料金はガス代や電気代と比べると金額が少なく、支払いが2か月に一度という場合が多いので、無駄遣いしているかどうか考えずに済ませてしまうことがよくあります。

また少額の請求になることもあり、節水効果が金額で飛躍的に減ったと実感しにくいのも、節水を難しく感じるポイントかもしれません。

これからは水道料金は請求金額だけでなく、使用量なども確認し毎月記録して違いを実感してください。

 

水道料金の算出方法

水道料金明細を見ても、よくわからないという人は多いでしょう。水道局は各地域で異なり、計算の仕方は若干異なると考えられますが、基本的な水道料金の構成は、基本料金・従量料金・下水料金の3つになっています。

基本料金というのは、水道メーターの口径により決まり、口径(家庭用は13mm、20mm、25mm)が大きくなるほど基本料金は高くなります。

従量料金は水道の使用量によって発生する料金で、例えば東京都の場合、最初の5立米は0円、6~10立米は22円など、1立米当たりの単価ごとに計算されます。

そしてもうひとつの下水道料金ですが、水道使用量と同じとみなされ、水道使用量に応じて従量制で金額が算出されます。地域によっては水道使用量の90%を、下水道使用量にして割り引くところもあります。

このような金額の構成になっている水道料金。家庭で節約すると、基本料金以外の従量料金で節水効果が得られるといえます。

目安としては1立米(約33L)を毎日節水すると、消費税分にあたる金額は節約できることになります。

 

請求書は自治体のサイトで見方をチェックしよう

水道料金の内容を正しく把握しておくと、水道代の節約もさらにモチベーションがアップします。請求書の見方や言葉の意味がわからない場合は、お住まいの自治体水道局のサイトを見て「お知らせの見方」を読んでおきましょう。内訳も理解できると、節水の変化も気づきやすくなるはずです。

 

平均的な使用量について

一般家庭で使用する水は、ペットボトルにすると約110本分になるといわれています。わかりやすくすると、6本入りのケースを18ケース以上毎日使っている計算に。

たった1本くらいならどこかで節水できるだろう、そんな興味を持つことが水道代を節約する原動力になりますね。また東京都の世帯人員別の、1か月の平均水道使用量ですが、世帯1人なら約8.2立米、4人家族は約24.3立米。

この数字を頭に入れておくと、毎月平均よりも多い場合は、どこかで節水をしたほうがよいサインかもしれません。

 

水道代を効率的に節約する箇所

水道代の節約技・本当はもっと節水できるのにやっていないところ水を多く使う場所は、家の中でも何か所かに限られています。大幅な節約をしたい場合は、効率的に節水できる場所を意識してみましょう。

 

お風呂場

お風呂は、水をたくさん使う場所のひとつ。残り湯を使って掃除や洗濯、花壇の水やりをするのは、水道代の節約になります。残り湯は雑菌が多いため、洗濯のすすぎにはあまり向いていませんが、洗いのサイクルで使うとよいでしょう。

洗濯1回で、65Lの節水が可能。さらに掃除で2杯分の残り湯を使用すると、約20Lになります。100L前後の節水が可能になるため、劇的に水道代を減らす場合には、お風呂の残り湯の使い道を考えるのがコツですね。

 

キッチン

調理で使う水は節水も限りがありますので、キッチンで水道代を節約するとしたら、一番水を使う食器洗いがポイントです。とくに油汚れはたくさん水を使いますので、事前にキッチンタオルなどを使い、汚れを拭き取っておくのがコツ。

さらに油汚れがひどい食器は、汚れが他に移らないように分けて後で洗うなど、順番も考えておくとよいでしょう。水を流しながら食器洗いするのは、無駄になってしまいます。

シンクに水やお湯を溜めて洗うほうが、節水効果が高くなるでしょう。すすぎも食器をタワー状にしておくと、効率的に洗剤が落とせます。

 

トイレ

家庭の中で一番水を使うのはお風呂場。そして次に多いのはトイレです。水道代の約20%を占めるともいわれるトイレは、一日に家族が何回も使い水を流す場所なので、節水するためには「大」と「小」のレバーを使い分けるのがコツです。

いつも面倒だからと大で流してしまうと水の無駄遣いになり、それが何回も続けばかなりの水量になります。音消しのために二度流しするのも水の無駄遣いになりますので、音が気になる場合は携帯用の消音アプリを使うことをオススメします。

トイレは昔のタイプだと、大で流すと10L以上の水が必要。最近は節水型タイプも増えていますので、初期投資はどうしても必要ですが、長い目で節水効果を考えて取りつけることも考えてみましょう。

 

洗濯物はまとめて洗う

洗濯機は衣類の量に合わせて水位を調整できますので、その都度きちんと考えておくと水道代の節約につながります。洗濯物の量に関係なく設定した水位は、水の量は変わりません。

汚れ落ちをよくするためにも、洗濯表示容量の7~8割程度で水位を高にしておくと、節水にも節電にもメリットが期待できるでしょう。

 

見落としがちな水の無駄遣いはどこ?

水道代の節約技・本当はもっと節水できるのにやっていないところ節水できるとは思わず、無意識にやってしまう普段の行動こそ、水道代を節約する効果がたくさん隠されています。

 

お風呂のシャワー

一人暮らしの場合は浴槽にお湯を溜めるよりも、シャワーのほうが水道代は安くなります。さらに注目したい部分がシャワーヘッド。通常のタイプよりも節水タイプは、水量を減らす作用があるので節水効果が期待できます。

またこのタイプは、ヘッドの手元にストップやスタートボタンがあるので、はじめと終わりの無駄な水の使用量を抑えることができます。

 

歯磨き時の流しっぱなし

歯を磨きながら水を流したままにすると、5Lほどの水が無駄になる場合もあります。家族全員が意識すれば、4人家族なら1回で20Lの節水にもなるでしょう。

夜と朝2回なら40L節水できるため、意識すればするほど節約効果が得られる可能性も。2分間流し続けると約24Lの使用量になりますので、洗面所では歯磨き以外では手洗いの際も、流しっぱなしには注意しましょう。

 

水道料金の支払い方法

直接的な節水効果はありませんが、水道代を少しでも安くするなら、水道料金の支払い方法も検討してみましょう。通常は口座振替、請求書による支払、クレジットカード払いがあります。

クレジットカードならポイント付与されますし、水道局によっては口座振替で50円割引など、特典があるケースも。わずかな節約でも長い目で考えると、家計費のサポートになるでしょう。

 

まとめ

水道代金の節約は意識するだけでなく、徹底してやったほうが効果は実感できます。最近は省エネや節水グッズなど、アイデア商品もたくさん販売されていますので、楽しみながら節水できる手段を考えてみましょう。

家族全員の心がけが、まずは最初のステップ。意外なところで使いすぎる水を、どんどん節約してくださいね。

 

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