アボカドの水耕栽培にトライ!種は捨てずに育てよう!
アボカドの種は水栽培で、素敵な観葉植物が育てられます。大きな種は何かに使えないか、リサイクル方法を考えた人もいるでしょう。
野菜の端なども、リサイクル栽培が近年ブームになっていますので、種関係は興味を持ってしまいますよね。食べた後にすぐ捨ててしまうのはもったいないアボカドの種。これからは種を上手く活用して、水栽培にチャンレジしてみましょう。
アボカドの種を発芽させて楽しむ水栽培
アボカドの水栽培とは大きな丸い種を使い、水で発芽させる方法です。アボカドはビタミンEが豊富で、アンチエイジングにもメリットが期待でき、サラダやアボカドソースなどあらゆるもので人気がある食べ物。
とくに女性に好まれるアボカドは、美容やダイエットにもよい可能性があるので、何個も食べたくなりますよね。食べた後に残る種。
とても存在感がある真ん丸の種は、捨てるのがもったいなく感じませんか。アボカドの水栽培は、庭がない人にもできる簡単な方法で、ガーデニングの経験がない人でも失敗がなく楽しめるのが魅力。
最近は水栽培で育てる野菜も増え、ちょっとした食材は自宅で育てようと頑張っている人も増えています。最後までアボカドを楽しむためにも、これから水栽培にもチャンレジしてください。
アボカドの水栽培で必要なもの
アボカドの水栽培で発芽して育ち始めたら、そのままインテリアとしても使えるので、使用する容器はオシャレなガラス瓶や小鉢などがオススメです。
アボカドを水栽培すると、すっと縦に伸びる大きな茎と葉っぱの観葉植物が生育しますので、ちょっとしたインテリアとして活躍してくれます。
水栽培とは、土を使用せずに植物を育てる方法。アボカドの未栽培も土は不要で、容器と水があればOKです。観葉植物が欲しいけれど、あまり大きなものは置けない場合も、アボカドなら30cmくらいまで簡単に室内で育てるのが可能。
樹高が30cmを超えると、倒れやすくなるので植え替えしましょう。本来は25mほどの高さになるアボカド。環境が整い成功すれば、水栽培から大木になることもあるかもしれません。
水栽培の手順について
水栽培するアボカドは、スーパーで売っている普通のもので大丈夫です。食べた後、種についている果肉などを綺麗に取り除き洗っておきます。
アボカドの果肉には発芽を抑制する成分が入っているので、できるだけ綺麗に洗っておくのが最初のコツ。つるつるになった状態が、綺麗になったサインです。
次に種を入れる容器を準備。種が乾燥しないよう、なるべく早めに容器を準備して栽培を開始しましょう。もし数日空いてしまう場合は、水につけて保存しておくこと。
冷蔵庫の中に入れると、発芽しにくくなるのでご注意ください。アボカドの水栽培のポイントは、種を全て水につけないこと。種は呼吸しなければならないため、全体の半分もしくは1/3程度まで水に浸かるように調整します。
そのためには種につまようじを何本か差して、容器に浮かせるようにして水につけましょう。種の向きは、尖っているほうが上。
平らな面から根が出ますので、逆に入れないようにしましょう。ようじを差す時は少し斜めの角度にしておくと、容器の中に沈むように固定できます。
水栽培のコツについて
アボカドの水栽培の準備はとても簡単ですが、注意したいポイントもいくつかあります。失敗しないためには、アボカド栽培に適した室温20度前後を維持すること。
そのため水栽培を始めるなら、5月~6月が適しています。また水の交換は1~2日ごと、栽培環境は日当たりのよい窓際などがオススメ。
水が腐敗すると発芽できないので、直射日光は避けてくださいね。発芽までの期間は約1か月。夏場だと2週間くらいで発根することもあるようです。
育ち方は最初に下から根が出始め、その後2週間ほど経つと種の上部が割れて芽が出てきます。容器の入れ物の底に根が到達したら、大きめサイズの容器に入れ替えましょう。
水栽培は、最初の半年は種の栄養だけでもすくすく育ちますので、まずは発芽をゴールにして頑張ってくださいね。
植え替えについて
アボカドは30cm程に成長すると不安定になりますので、土に植え替えたほうが安心です。土の代替えとして、人工的に作られた土のハイドロボールを使うのもオススメ。
ハイドロボールは毎日水やりする手間がなく、植え替えした後は水洗いして、何度も繰り返し使用が可能です。ぐんぐん成長したら、次は果樹用の大きめの鉢に土を入れて、支柱を立てて栽培しましょう。
アボカドは基本的に丈夫な植物なので、肥料なども観葉植物用を定期的にあげるだけで、水やり以外はあまり手入れは必要ありません。観葉植物のパキラのような手軽さがありますので、男性でも育てやすいでしょう。
まとめ
アボカドの水栽培は、水と容器があればすぐに始められて簡単です。容器はペットボトルも使えますので、次回アボカドを食べる機会があったら種は大切にとっておきましょう。
アボカドの水栽培は育つ楽しみだけでなく、普段は捨ててしまう種が生まれ変わる究極の魅力があり、自分だけの命の世界が満喫できるはずです。
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