発泡スチロールが壁に変身!レンガ風のおしゃれなDIYが人気急上昇!
発泡スチロールが壁に変身するDIYが、近年ブームを呼んでいます。冷凍食品の宅配などで手にすることがよくある発泡スチロールは、私たちの日常生活におなじみの素材ですが、ほとんどの場合リサイクルゴミとして処分していますよね。
軽量で工作にも使いやすいため、アイデア次第ではとても芸術的なリサイクルも可能です。そんな身近な存在の発泡スチロールですが、レンガ風壁になるというDIYの方法について、詳しくご解説していきましょう。
発泡スチロールの壁作りに必要な材料と作り方
発泡スチロールレンガとしてテレビ番組でも取り上げられ、巷では急に注目を集めています。実際のレンガは重くて、インテリアにするのは大変。
しかし発泡スチロールなら加工しやすく、シーンを問わずにインテリアに取り入れることができます。では発泡スチロールで壁を作る際の材料について見ていきましょう。
発泡スチロール
レンガ風に加工して壁を作る際は、梱包資材として使うものでなく、薄い発泡スチロール板を使用します。100均でも販売されていますので、DIYするエリアの広さに合わせて用意しておきましょう。
100均のサイズは小さいので、部分使いする際にオススメ。大きな壁を作る場合は、通販やホームセンターで探すとよいですね。通販なら発泡スチロール板の厚みやサイズは豊富に揃っているので、用途に合わせて選びやすいでしょう。
鉛筆と定規で線を引く
発泡スチロール板に、レンガ風のデザインを鉛筆で下書きします。レンガのサイズは、壁の広さを考えてデザインを決めましょう。
同じ形が整列するよりもバラバラにして、定規で互い違いに線を引くことが自然に仕上げるコツです。イメージはネット画像で検索して参考にするのも方法です。
はんだごて
下書きが完成したら、次は立体感を出すためにはんだごてで下書き線に溝をつけていきます。熱で発泡スチロールが溶けてへこみができるので、レンガの自然なつなぎ目が簡単にできます。
多少線ががたついても、リアル感があるので大丈夫。角に丸みを持たせると優しいレンガ風壁になりますので、お好みで溝を掘ってくださいね。
発泡スチロール板は溶けるとニオイがするので、大量に作業をする場合は屋外で行うか、窓を開けて換気しましょう。
ペイントする
発泡スチロール板をそのまま活かせば、白いレンガ風壁になります。インテリアに合わせたい時は、仕上げにペイントしましょう。
ペンキやアクリル絵の具が、とても発色がよく扱いやすいと考えられます。ホワイト系ならフレンチ風の壁、濃い色やフェイドカラーで塗ればアンティーク風の部屋に。男性ならダーク系の色で、シックにまとめるのもよいかもしれません。
発泡スチロールを壁に貼る
しっかりとペイントを乾燥させたら、次は壁に発泡スチロール板を貼りつけます。両面テープでもしっかりと貼りつきますので、前日に壁を綺麗に拭きホコリなどを拭き取っておきましょう。
賃貸で暮らしている人も、これなら引っ越しの時にテープを剥がすだけなので現状回復ができます。
発泡スチロール壁の活用術について
壁一面に板を貼るだけではもったいない発泡スチロールの壁は、家のあちこちでインテリアとして活用できます。リサイクルするものが溜まり処分に困った時にも、次のアイデアを生かして活用してください。
壁をおうとつに仕上げる
板とブロックタイプを使い、壁におうとつがあるよう加工するととても個性的です。レンガが何か所か飛び出したように、板と交互にブロックを貼りつけてデザインしてくださいね。
トイレの壁
トイレのように狭い空間はDIYで演出しやすいので、掃除の手間がかからないようタンクの後ろの壁をレンガ風に仕上げてみましょう。
ベージュ系、オフホワイト系など、清潔感がある色でペイントするとよいかもしれません。発泡スチロール壁なら取り外しが簡単なので、汚れた場合は別のデザインと交換することもできます。
部分的な演出に使う
壁一面だとリスクが多いという場合は、目につきやすいところだけをレンガ風にするのもよいでしょう。たとえばテレビ台の高さに合わせてレンガ壁にする方法。
寝室の壁上部半分だけをレンガ壁を貼るのもオススメです。またごちゃごちゃしやすいエリアなら、絵を飾るよりもレンガ風壁にしたほうがすっきりとまとまる場合もあるので、インテリア小物の代わりに壁で演出する方法もオススメです。
レンガ風の植木鉢
大きな発泡スチロールの容器がある場合は、植木鉢としてリサイクルできます。その際は表面に壁を作る際と同じく線を引き、はんだごてで溝を作りましょう。
仕上げに赤茶色のペイントで色をつければ、レンガ素材の植木鉢の出来上がり。大きなサイズなら花壇のように寄せ植えもできるので、ガーデニングのおしゃれにもなります。
まとめ
発泡スチロールの壁作りは、コストが安く失敗しても作り直せるので、工作が苦手な人も一度はチャレンジする価値はあるでしょう。
インテリアはちょっとしたアイデアが、自分らしい空間作りにとても役に立ちます。レンガの優しい落ち着いた魅力は、簡単な材料でぜひ再現してみましょう。
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